『天泣(てんきゅう)に包まれて』

玉城ちはるとさらさ、そして仲間たちによる繋がりが1枚に!

広島育ちで今や全国で活躍するシンガー・ソングライターの玉城ちはると、広島をベースに活動中のアイリッシュ・ハープ奏者Machikoとアコースティック・ギターの森川敏行によるインスト・デュオさらさ(FLY HIGH RECORDSから7月16日にニュー・アルバム『ひととせ』を発表)がコラボしたニュー・レコーディング作品。

本作は広島でレコーディングされ、極めてピュアで透明感に溢れ、アコースティックな触感と響きを大切にしながら描かれる世界は、まさに唯一無二なもの。玉城ちはるの存在感と包容力ある歌声も聴き所の1つです。アートワークでは広島在住の女性作家たちとも協力し、彼女たちの作品をレイアウト。広島から全国に発信されるクリエイターたちの作品と音楽との融合を図ったという点からも、早くも注目を集めている作品です。

さらにボーナス・トラックとして、福岡をベースに活動するポップ・バンドbalconnyとのコラボ作品も収録。玉城ちはるを中心とした仲間たちによるここ数年の繋がりが具現化した、そんな素敵な1枚となりました。

発売日:2014年9月10日
価格:2,000円(税抜)+税
発売元:FLY HIGH RECORDS
販売元:ヴィヴィド・サウンド・コーポレーション
規格番号:VSCF-1756(FRCD-045)

1:風になれば (Inst.Version) (作曲:玉城ちはる/編曲:さらさ)
2:アマリネ(作詞:玉城ちはる/作曲:菅 大祐, 玉城ちはる/編曲:さらさ)
3:Life(作詞:玉城ちはる/作曲:菅 大祐, 玉城ちはる/編曲:さらさ)
4:天泣〜イチョウの木の下で〜(作詞:玉城ちはる/作曲・編曲:さらさ)
5:おでこのキス(作詞・作曲:玉城ちはる/編曲:森川敏行)
6:初恋桜(作詞・作曲:玉城ちはる/編曲:さらさ)

[ボーナス・トラック]
7:指を鳴らそう/玉城ちはる+さらさ feat. balconny(作詞:玉城ちはる/作曲:西 洋平/編曲:balconny)

大切なお知らせ

この度の広島の大規模土砂災害を受け 私、玉城ちはるは広島出身として何ができるのかと考えました。Each feelingsでの土砂の撤去のボランンティアなどそちらもすでに行っております。今後もそれも続きますが、中長期的な支援をと考え下記結論に達しました。

9月10日から発売になる「天泣に包まれて」というアルバムに関してのみCDが1枚売れる度に100円募金することにしました、半年に一度収支をとり、Each feelings基金を通して実際に被害にあっている方々に直接届くカタチでおくりたいとおもいます。

またこの「天泣に包まれて」なのですが広島で活動するミュージシャンや作家さんに参加してもらっている、広島から発信する作品となります。ですので参加メンバーにも相談し全員の総意での募金になりました。

このたび被災されたみなさまに少しでも役に立つようにこの募金は使用させて頂きます。

参加メンバー

ワタナベカズエ 大西美穂 たけちようこ。 藤田伸恵 増本美香 wong

balconny

参加アーティスト

アコースティックインストデュオさらさ

アイリッシュ・ハープとアコースティック・ギターによるインスト・デュオ。2008 年、アイリッシュ・ハープの縦糸とアコースティック・ギターの横糸で織り上げた生地に、彩り豊かな絵を描くような音作りをコンセプトに、Machiko(マチコ)と森川敏行で結成。オリジナル楽曲のほか、ポップスやアニメ・ソング、映画音楽など誰もが聴いたことのある曲を、それぞれの楽器の特徴が活かされるようなアレンジで、をモットーに演奏活動している。ショッピング・モール、レストラン、ホテル、ショールームなどでのレギュラー演奏の他、イベント出演、テレビ/ラジオ CM などへの楽曲提供も手掛けている。現在は地元である広島をはじめ、全国各地でライヴも実施中。同じ広島出身であるシンガー・ソングライターの玉城ちはるとの交流も深く、度々ジョイント・ライヴも行っている。2014 年 7 月 16 日、FLY HIGH RECORDS からフル・アルバム『ひととせ』をリリース。

【「天泣~イチョウの木の下で~」制作秘話】

このアルバムタイトル『天泣に包まれて』は、「天泣~イチョウの木の下で~」の前段階の詩のヒトフシでした。歌ものを作曲したことがなかった さらさ二人が、ちはるさんからもらった詩に、それぞれコンペの形式で提出し、見事、どちらもボツになりました。

ちはるさんとは、さらさ結成前から親交があり、3人がそれぞれ別々で知り合いながら、偶然にもつながり、深い縁を感じています。さらさがこうして長く活動を続けてこられたのも、たくさんの縁をつなげてもらい、たくさんの経験をさせてもらったちはるさんの存在があったからこそだと思います。このコンペも本当にいい経験になりました。この時は、ちはるさんにこういう曲を歌ってほしいという想いで作りましたが、「天泣~イチョウの木の下で~」は、この楽曲を聴く人のためにと作りました。“あのボツになった2曲”は、この曲が生まれるために必要な過程だったのだと思います。いえ、そう信じています。

【アルバム制作について】

今回のアルバム制作においては、「玉城ちはる+さらさ」らしさということを大事に、アレンジしました。できるだけシンプルに、広島でのライブが再現できるようにと、アコースティック編成にし、ハープとギターでは出せない横のライン、バイオリン&二胡には、広島在住の竹内ふみのさんに参加していただきました。ちはるさんと知り合ったころからずっと一緒に演奏してきた曲から、一緒に制作した新曲までを収録し、「玉城ちはる+さらさ」の歩みを昔から見守って下さる方にも、最近、玉城ちはるを知ったという人にも、お楽しみいただける内容になったのではないかと思います。

このアルバムは、たくさんの「泣き笑い」に包まれて生まれた作品です。制作に携わった広島のメンバーそして、balconnyが一緒に流した「泣き笑い」の涙に包まれながら聴いていただけると嬉しいです。

さらさ

■Art Direction

florist 大西美穂

■Art Direction

オリビト:たけちようこ。

■衣装協力

ワタナベ カズエ(strange.girls)

■ロゴ・デザイン

はんこ屋 honono:藤田伸恵

■撮影場所

ミカ Grand café:増本美香

■Photographer

Wong

■Lighting

小林弥生

■イチョウの木 写真提供

明教寺